さくら相続

MENU

さくら相続

03-6419-8211平日 10:00 〜 18:00

トクする情報・公式ブログ

法務のコト

2016.08.09

終活のススメ「遺言書」②特別方式遺言書の注意点

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは

さくら相続 代表の水光涼です。

 

前回、遺言書には7つの種類があり、

終活などで一般的によく耳にする普通方式の遺言の特徴についてお話いたしました。

 

前回の記事はコチラ

 

意識もしっかりしていて、事前の準備ができる状態であれば

普通方式である公正証書遺言自筆証書遺言を遺すことができます。

 

しかし、病気やその他の事情により死期が迫っている場合など特殊な状態では

遺言書を遺すことはできないのでしょうか。

 

そんなことはありません。

そのような特殊な状態で遺すことができる特別方式遺言4種類あります。

本日は、特別方式遺言の種類と、作成時における注意点について解説いたします。

 

AC手紙・手

画像の出典: http://www.photo-ac.com/

 

 

特別方式遺言について

 

特別方式の遺言書は、以下の4種類が民法第976条から第987条に法定されています。

 

■ 危急時遺言(臨終遺言)

 ①一般危急時遺言(民法第976条)

 ②難船臨終遺言(民法第979条)

 

■ 隔絶地遺言

 ③一般隔絶地遺言(民法第977条)

 ④船舶隔絶地遺言(民法第978条)

 

 

特別方式遺言の注意点について

 

【1】効力の期限があります

 

特別方式の遺言はあくまで特殊な状況下において遺すことができる遺言書です。

そのため、例えば病気の症状が回復するなど、

普通の方式で遺言をすることができるようになった時から6ヶ月間生存すると、

特別の方式による遺言の効力はなくなりますので、注意が必要です。

 

 

【2】証人になることができない人がいます

 

いずれの方式も複数の証人の立会いが必要ですが、

民法により証人・立会人になることができない者が規定されています。

 

証人・立会人になることができない欠格事由(民法第974条)

1 未成年者

2 推定相続人及び受遺者並びにこれらの配偶者及び直系血族

3 公証人の配偶者、四親等内の親族、書記及び使用人

 

つまり、病気や怪我で死期の迫った人が、

その場にいる妻や子供などの推定相続人を証人として遺言をしようと思っても、

効力は生じないので注意しましょう。

 

 

次回は「特別方式の遺言書の作成方法」について解説したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

●関連記事

終活のススメ「遺言書」①普通方式の遺言書

遺言書を見つけたらどうしたらいいの?

Q遺言書は必要ですか?という質問にお答えします。

 

 

 

※本記事は、公開時点での法律、規則等に基づいております。
法改正等により、閲覧時における最新の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

ライタープロフィール

水光 涼

司法書士水光 涼

大手人材紹介企業での法人営業を経て、現在は株式会社SAKURA代表取締役、東京都港区の司法書士法人中央法務事務所のパートナー司法書士。法律知識だけでなく、ナイーブな心情や人間関係まで配慮した女性ならではのきめ細やかな対応を得意とする。趣味はヨガ、美味しいお店探し。

まずは電話でお問い合わせ

03-6419-8211

平日 10:00 〜 18:00

メールでのご質問はこちら

2営業日以内にご連絡を差し上げます

ACCESS